2012.4.21(Sat)一箱古本市in円頓寺商店街

※ 長 文 で す



ブックマークナゴヤ主催の一箱古本市に屋号「かばぶんこ」として出店しました。
ブックマークナゴヤ立ち上げから3年ほど実行委員をやっておりまして、実行委員コーナーに自分の本を混ぜて売ってもらったこともあったのですが、一箱の醍醐味はやはり自分でお店を出すこと。
去年覚王山で行われた古本市で初めてお店を出しました。覚王山秋祭の一環として行われたため、この時はブースがかなり狭かったりと苦労も多かったのですが、楽しかったので次も絶対に出店しようと決めていたのです。


今回の開場は円頓寺。家から自転車で30分。
本が約70冊、雑貨も多数。でかいバックパックで背負ったり、箱に入れて荷台にくくったり、当日古本市のスタッフをやっていた旦那と手分けして運びました。
車があればもっと凝ったディスプレイ用品なども持っていけると思うのですが、必要最小限の荷物しか持っていけないので、レジャーシートを敷いて可愛げのない段ボール箱に入れて直置き。一切お金をかけずに持っていけるのは利点ですがねー(笑)。ほんと雨が降らなくてよかったわ…。
10時少し過ぎに到着し、受付を済ませ出店場所へ。お隣はなんとSHOP RBさん。ちくさこしょこしょ市でお見かけしたリサイクルショップだ!
そして荷物を置いてまず向かったのは近くのサークルK。実はこの日オリジナル・ラブのライヴのチケット発売日でして、発売直後に取っておきたくて(笑)。無事発券を済ませて戻り、出店準備。
自宅でシミュレーションをしたにも関わらず準備に手間取り、気がつけばもうすぐ開始時間の11時!まだ開店前ですよという意味でわざわざ箱を裏向きにしていたにも関わらず、既に箱の中を見られたりもしましたが(よくあることです)、ギリギリ準備が間に合い開店。


この日はすっきり晴れるまではいかないものの奇跡的に雨の谷間となり、気温もちょうどよく、絶好の外出日和。そのためか、開始直後からお客さんの出足が止まることがなく、来店者の切れ間もない状態。今回ひとりで運営していたので、終始あたふたしながらも楽しい時間を過ごすことが出来ました。円頓寺商店街自体が非常に古い商店街なので、客層も老若男女ファミリーカップル近所のおじいちゃんおばあちゃんなど様々で、普段話をしないような人とも話ができて面白かったです。

  • スタートして間もなく2人続けて「これだけ買うから安くなりませんか」と値切りの客が。ぎょっ。でもそのうち1人はrelax関係のグッズをまとめて大人買いしてくれたので良しとします(笑)
  • 佐々木麻美子さん時代のピチカートのCDを「これ探してたんです!」と即買いしてくれた男子。
  • 『ERIO』を「いい雑誌ですね」と買ってゆく男子。
  • 『mini book hana』をまとめて買う男子。
  • 手作り作家さんのくまのぬいぐるみとはぎれを買ってゆく男子。
  • 『CTTPのデザイン』と『野宮真紀のAtoZ』を「うわー!めっちゃ懐かしい!!」と興奮しながら買ってゆく(ちょい年配)男子。
  • 乙女男子…。
  • 女子サイズのミニストールを購入したおじさん。
  • 孫のおみやげにとおばあちゃんに買われていったどーもくんのぬいぐるみ。

  • イタリアみやげのへんな帽子は面白がられるだけで結局売れなかったな…客引きには貢献してくれたか。
  • あらゆる人に読まれまくった挙げ句結局売れなかった『QuickJapan』の結婚特集。
  • 前回少しだけはぎれを出したら一瞬で売れたので、これはいけるぞ!と、今回は目玉商品的に多めに準備していきました。無地は柄物とセットにして売るなど工夫して、1mあたり100円を基本に値付けしたら「ありえない値段!」と喜んで買っていく人が続出。
  • ソーイング本も5冊出しましたが完売。手作りする人多いんだなあとうれしくなりました。
  • ボタンやリボン、ピンズなどもなかなか売れ行きよかったです。ボタンは年配の方もかなり見ていってくれました。
  • 本と雑貨合わせて3品買ってくれた女の子。「この古本市には初めて来たんですけど、ここで最初に買い物しました。品揃えにぐっと来ました。」泣けるコメント!
  • 実行委員箱時代からずっと出し続けた本も、おかげさまでほぼ完売しました。ブッチュくんが表紙の『モンスーンEP』とか!
  • 『easy traveller』が非常に珍しがられました。こんな雑誌初めて見たって声が何人も。ジンやリトルプレスなど「見たことがない本」を求める需用というのは確実にあるんだなあと思いました。

  • 「たぶん紙コップス」を見に行きたくて、トイレ休憩も兼ね一時閉店したところ、ちょうどその時間に知り合いが来てしまった。

  • 残り30分で売り切りたくて値引きセールを行ってたら、隣に値切りの件でもめているオバチャンがいて「隣は値引くって言ってるじゃないのー!」と大声出していた。RBさん、なんかすみません。


名古屋だけじゃなく今や全国各地で開催されている一箱古本市。1回出店するとほんとやみつきになりますよ〜。興味のある人はぜひ!*1
出店方法が心配な方はフリーマーケットの体験談などを参考にすると良いと思います。(いわば本のフリマなので)

*1:今年10月開催のブックマークナゴヤ2012でも一箱古本市がある?!かもよ!