2011.6.8

  • ここ数週間のことをまとめ書きするよ

  • メインは水木しげるさんのアシスタントをされていた犬山在住の漫画家土屋慎吾さんトークショー。去年ドラマ『ゲゲゲの女房』にハマっていたため興味があり行ってきました。土屋さんは2年ぐらい水木プロにいらっしゃったそうです。
  • 年齢を感じさせないとても気さくな方で、水木プロや当時の漫画界の裏話(ここには書けない(笑))を次々披露。進行役の五っ葉文庫さんにも負けないほどおしゃべりな方だけど、「こんなマニアックな話わかるかな?」とお客さんに気配りも。1時間じゃ足りないくらい。
  • トーク終了後、旦那が「土屋さんがかんぴょうのモデルに違いない!」と。『ゲゲゲの女房』ファンの間では柄本佑さん演ずるアシスタントの菅井くん(=すがちゃん・かんぴょう)に特定のモデルはいないという定説になっていたが、この調子の良さ、惚れっぽさはまさか・・・!絵がうまいというところは決定的に違いますけど。ご本人も「あれは俺だ」とおっしゃっていたとか(笑)
  • 犬山と言えば犬山城には行ったことがあるが、城下町まで行くのは今回初めてだった。町並み保存的にきれいに整備された城下町もあるが、そこではないリアル古い城下町が面白かった。特にキワマリ荘へ行くまでの風景が印象的でした。犬山がこんなに昭和の雰囲気を色濃く残している町とは知らなかった。
  • 暑かったのであまり散策はできなかったけど、もう少し時間をかけて歩いてみたい気もしました。『暮しの手帖』の「徒歩旅行」的に。

かぎ針で、可愛い大人のアクセサリー (セレクトBOOKS)

かぎ針で、可愛い大人のアクセサリー (セレクトBOOKS)

  • 最近こちら↑の本を出版され(おめでとうございます!)、その本の作品を中心とした集大成的な展示。NARUJiさんの作品はかわいらしさとクールさのバランスが絶妙なんですよね〜。ずっと欲しいと思っていたネックレスが出展されていたのでオーダーしてしまいました。出来上がりが楽しみです。
  • 名古屋の展示は終わってしまいましたが、展示はこの先松本と京都でも開催されるのでお近くの方はぜひ。
  • BSプレミアム筒美京平さんの特番を見る。歌謡曲っ子だったからね。ジュディ・オングの『魅せられて』はアレンジも筒美さんが手がけているとのことだったが、今聴くとかっこいいしダイナミックなアレンジだよね。ちゃんと聴き直したくなったのはディスコな岩崎宏美の『シンデレラ・ハネムーン』。あと稲垣潤一の『ドラマティック・レイン』にもキュンキュンしたー!当時これが大人の世界なのねなんて子ども心に思いながら聴いてたな。
  • Eテレ細野晴臣さんの特集番組を見た。元々ニューアルバム発売に合わせ、細野さんの音楽遍歴をたどる特番を作るつもりで取材していたものが、取材中に震災を挟んだため、最終的には音楽家は震災にどう向き合ったのかというまとめ方がされていた。
  • 細野さんの音楽を熱心に聴いていたわけではないけど、昔から嫌いではなかった。最近では『2355』のオープニングで毎日「いい声だな〜」なんて思っていた。
  • 番組を見てはっぴいえんどをあらためて聴き直したくなった。が、それ以上に番組内で紹介されていたニューアルバムの曲が素敵だったので、5月30日の名古屋クアトロでのライヴのUstream中継を聴いてみたら、これがまた素晴らしいライヴで!クラフトワークのカヴァーがおもしろかった。若いメンバーと一緒に演っているのもいいじゃない!
  • というわけでアルバムを購入しました。久しぶりにCD買ったなあ。

HoSoNoVa

HoSoNoVa

  • 全体的にはのんびりしたムードだけど、さまざまな音楽を咀嚼してきた跡というか重みがあり、どの曲も一筋縄ではいかないぞ、という気概さえ感じる。決して「ほっこり」なんて言ってほしくない、むしろ「こっくり」。あとやっぱり細野さんの声がいいなあ。ライヴで聴いて気に入ったのは『僕のラッキースター』だったが、CDで聴くとちょっと雰囲気が違う。『Rosemary,Teatree』『Lonesome Road Movie』が良かった。