半袖プリントワンピースと白レースブラウス(Mパターン研究所O0100)

廃盤パターン再販で唯一購入した型紙。昔『easy traveler』で見て以来ずっと気になっていたパターンでした。




まずはデフォルトで1枚作ってみました。O塚屋で購入した楊柳プリント。この柄、おばちゃんっぽくなるスレスレのラインか(笑)?楊柳のシワ加工と布地の柔らかさが、前立ての寸法合わせの障害になりちと苦労しましたが、まあ職場に来ていく分には悪くないものが出来あがったのではないかと思います。丈は人によっては長めに感じるかもしれません。袖ぐりの見返し始末がすこし面倒。
あちこちでさんざんぴったりめのパターンだということを目にしていたので、おすすめサイズの大きめの方を選んだら、ウエスト部分がけっこうがばがば。慌てて共布のベルトを作りました。以前同じような形のワンピースにこういうベルトがついていたのです。Dかんはそのワンピースを処分した時にとっておいたもの。




そしてもう1枚は、同じパターンで丈をカットして作ったブラウスです。実はワンピースではなくブラウスが作りたくてこのパターンを買ったようなもの。実際にブラウスにアレンジしている方も多いようです。私も最初からブラウス用の型紙は他の紙に写して別に作りました。
Mパターンの他のシャツパターンも持っているのですが、確かにこちらの方が女っぽくてきれいなシルエットです。特徴は前見頃のあごダーツ。これがすっきり見える一番のポイントでしょう。それからこの衿にも心魅かれました。小さめの丸衿で付け位置が中心から少し離してあるところが変わっています。でも台衿が高めなので着ると夏場はちょっと暑い。ボタンを全部留めて着た方が衿がきれいに見えるんだけど。前立ての幅はデフォルトより少し狭くしています。
生地は実家から発掘した、おそらく20年は前の白い綿の穴あきレース。穴があいているので衿や前立てに接着芯を貼ると表から見えてしまうのでは、とさんざん悩みました。布端に少しだけレース加工をしていない白い生地がついていたので、前立て部分のみ白い生地に。本当は衿も白い生地で取りたかったけど白い部分が狭くて取れなかった。しかし出来上がってみるとなんだか中途半端な感じで、やはり前立て部分もレースでいけば良かったなあと若干後悔しています。