黒プリントの半袖シャツ(Mパターン研究所B0100)



このパターンでもう何枚作っただろうか。今回は半袖でカフス付けの行程がなかったので、裁断から仕上がりまで3日間・トータル8時間ぐらいで完成。
布はO塚屋のバーゲンで¥380/mを1.5m。90cm幅だったので若干用尺が足りずヨークの裏側を真ん中ではいであります。地の生地にサッカーのような加工がしてある綿プリント。おばちゃんっぽいプリントが並ぶ中から発掘(笑)しました。サッカーってどうもおばちゃんのイメージが(個人的に)あるのだが、これはプリントが濃いので加工はあんまり目立たない。デコボコしているので芯を貼るのは少し大変ですが。薄いけど透けにくく、とても縫いやすい生地でした。
ボトムスに入れて着ることがなく着丈が長いので5cmカット(型紙自体をカットしてしまっている)。衿はB衿のシャープ。半袖は七部袖のパターンを使って適当な丈に。第1ボタンを開けた時に衿が開きすぎる感じがしたので、ボタンの位置を1cmずつ上に上げています。あと、袖をつける時に後ろ身頃側の縫い代を5mmほど内側に縫ってゆき、袖下につなげています。デフォルトだと袖の後ろが少しボワンと膨らんだ感じがしたので、2枚目からはずっとこの作り方で作っています。この程度の詰めであれば腕の動かしやすさには影響しません。


このパターンは、すっきり見えるのに腕がとても動かしやすい名作パターン。特に七部袖は既製のものだと腕を上げ下げしたときにどうしてもカフス部分でひっかかるものだが、このパターンで作った七部袖のシャツは腕が本当に動かしやすい。そして、カフスの形もかわいいのです。
しかし最近のMパターンのトップスは腕が動かしづらいものが多くていかんな〜と思うのですよ・・・。