久々の更新ですが日記じゃありません。KIRINJI来名記念のラジオ書き起こしです。すみません。
長文を置く場所がなくやむなくここに置かせていただきます。


文中、弓木ちゃんがあははとかうふふとか言ってますが本当にそうやって可愛らしく笑うものだから!可愛らしく笑うところを頭に描きながら読むように。


では。


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2014.8.19 FM愛知「EX Station」16:30〜16:45 生出演トーク書き起こし


(高:高樹さん 玄:玄さん 弓:弓木ちゃん 川:番組ナビゲーターの川本えこさん)


川:FM愛知「EX Station」今日のお客様をご紹介しましょう。6人編成になったKIRINJIの皆さんです。よろしくお願いいたしまーす。
3人:よろしくお願いしまーす。
川:お一人ずつお声をいただけますか。
高:えー堀込高樹です。
川:お願いします。
弓:弓木英梨乃です。よろしくお願いします!
川:お願いします。
玄:田村玄一です。お願いします。
川:よろしくお願いいたします。さあ、6人編成になった、しかもアルファベットのKIRINJIになられて。デビューというような雰囲気ですか?
高:まあ、そうですね。もう一回ファーストアルバム出すみたいな、ですね。
川:ソロプロジェクトとして進めていかれるのかなあと思っていたら、一気に人数増えてバンド体制っていうのは…そういう構想があったんですか?
高:いや、どうしようかなあって思ってて。ただまあ、ソロプロジェクトってパッとしないなあって(笑)。自分がやるとなるとあんまりだなあって思って。あとライブとかをちゃんとやろうと思うと、バンドの方がもしかしたらいいかもって思って、お声がけしました。
川:ほーっ。まあ堀込さんは、バンドをいろいろされてたりもしたので、バンドっていうのはあらかじめまあ、おありになると思うんですが、母体であるKIRINJIで人数が増えてくってのはどんな感覚ですか?
高:や、楽しいですよ。あのー賑やかですもんね、わりかしね。和やかというか。あと音楽を作ってく上でも、ひとりで1から10まで決めなくてもいいわけですよね。5、6まで決めておいて、皆さんどうですかって相談できるのは非常にいいですね。
川:なるほど。あのー、KIRINJIになりませんかと、弓木さん声をかけられたときはどうでしたか?
弓:いやー!とにかくびっくりというか。私元々自分でシンガーソングライターとして活動してる時に、高樹さんに1曲プロデュースをしていただいた事があって、その時に出会ったんですけど、それからもう2年ぐらい経ってましたし。私もニュースで弟さんが脱退されるっていうのを知って「えっ?!キリンジこれからどうなるのかなあ…」とかって思ってた時に、いきなりお話をいただいて。ほんとにもう「びっくり!信じられないなあ」っていうか…しばらく信じられなかったですね。
川:その場ですぐに返事はされたんですか?
弓:あっ、「えっえっ?わっ、私ですか?!」みたいな、「いいんですか?!」って感じで、はい、なんか、もう(笑)
川:(笑)「おめでとうございます、あなたが当たりました!」みたいな、
弓:あはははは!
川:そういう感じで。
弓:それに近いですね〜はい。
川:で、田村さんも、ずっとツアーを一緒に、サポートとして、
玄:はい。サポートしてましたんで。まあそれほど、弓木さんほどは驚かないにしても、
弓:あはは。
玄:ああどうなるんだろうって。責任感みたいなものが芽生えてきて。
川:サポートでキリンジの皆さんと一緒に全国回っていらっしゃる時と、今KIRINJIのメンバーとして田村さんが動く感じってどうですか?違いますよね、きっと。
玄:こういう所では違いますね。
高:あまり喋りはしないですもんね(笑)。
玄:喋りはしないですね。
川:そうですよね、楽器を持たずというか、演奏しない、こういう全国回るのって、
玄:えーそれはないですね。あんま、仕事感が薄いというか、
弓:あはははは。
高:新幹線でビール飲んでましたもんね。
玄:はい。
弓:えへへへ。
川:一杯入ってますか?
玄:いや、もう…
高:はやいなー!って思って。朝じゃん!まだ、って。
川:あ、でもこういうのがバンド感というか、堀込さん求めてたものですか?
玄:以前だったらね、ビール飲もうとしたら「やめてください!」ってきっぱり言われて。
川:ほう、ほう、今は違うんですか?メンバーとなったら…
玄:今は自己責任に任せられていて。
高:まあライブの前はやめてくださいとは言いますけどね。
川:本番前はね…ええ、一応これも本番なんですけど。
弓:あはははは。
高:怒られてますよ。
玄:いやでも、もうすっかり抜けたんで大丈夫です、すっかり、大丈夫です。
弓:うふふふ。
川:はい、6人体制になったKIRINJIの皆さんにお越し頂いてるんですが、メッセージもたくさん頂いております。「本当にステキな音楽ありがとう」それから「KIRINJIの活動を始めて新鮮な驚きや刺激を受けた事など教えてください」。皆さんキャリアもそれぞれおありになるので、新生KIRINJIとしてどうですか?新鮮な刺激など、堀込さんは特にお受けになってますか。
高:そうですね…さっきも言ったように、大体まで作って投げかけるって感じなので、自分が思ってたものとちょっと違うものが返ってくるんですよね。それが非常に面白い。だからその、思ってたところとは違うところに着地するんだけど、それがすごくいいってことですよね。
川:今回の8月6日にリリースになったアルバム『11』。このアルバムでも、今までのキリンジとは大きくここは違うなあ!挑戦したぞ!ってところは?
高:あの、まず、皆さんが歌うんですね。コーラスもやるし、メインボーカルもやる。だからその1個の曲でもいろんな声が交差したりとか、いろんな楽器が鳴ったりとかして、それはすごく新鮮なんじゃないかなあというのと、あとライブで既に何曲か、7、8曲やってたのかな、ライブでこなれた曲をアルバムに持ち込んで、アルバムでレコーディングしたので、それはこれまでとだいぶ違いますね。
川:あの、KIRINJIのサウンドから女性のボーカルが聞こえてくるっていうのは、とっても新鮮だな華やかだなと思ったんですけど、弓木さんの中で、
弓:はい。
川:KIRINJIに女性の声を乗せるっていうのは、プレッシャーもおありになったと思うんですが、いかがでした?
弓:そうーですねえー…。なんか「ああ、私歌っていいのかな?」って気持ちは最初あったんですけど。でも、6人組になって、メインボーカルだけじゃなくて、全部の曲で6人でコーラスをやったりとか、ぱっぱっぱっぱっっていろんな人の声が曲に入っていったりとか…。で、最初どんな風に完成するのかなって結構ドキドキだったんですけど、完成したものを聴いたら、自分たちで作ったものですけど、「あ、こんなグループ聴いた事ないかもな!」って、すごいうれしくなって、なんか自分で聴いててもうれしいですし、元々私もシンガーソングライターとして歌を歌ってたので、こうやってKIRINJIの中でもメインで歌わせていただけるってのがすごくうれしくて、ほんとに楽しいなって感じですね。
川:非常に華やかというか女性の声、コトリンゴさんとお2人入られて、華やかだと思ったのと、男性ファンがまた増えるなという風に思ったんですけど(笑)どうですか?
高:そうですね。それはもう増えてほしいですね。特にライブだとやっぱり女性が2人入ってると非常に華があるので。
玄:実は今人気上昇中ですよ。
川:あっ!
玄:弓木ちゃんは特に。
弓:(えへっ)
川:来ましたね〜!
高:バリバリいってますよ。
玄:バリバリいってますよ。
川:田村さんもツアー回るの、女性のバンドのメンバーがいると、ねえ…
玄:ええ、もう何が新鮮かって、バンドに2人女性がいるのが何より新鮮です。僕、男バンドばっかでしたからね。
川:そうですか(笑)非常にエネルギーは変わってきますよね。
玄:初めて共学の学校に入ったような感じですね。
弓:あはは。
川:はあーそれは素晴らしい。サウンドがまた華やかに更になりますね。
玄:なりますねー。
川:その他にもメッセージを頂いてるんですが「デビューした時からのファンです」。
高:ありがとうございます。
川:「弟さんが脱退後、高樹さんが2人の女性メンバーを加えた6人組でキリンジの名を引き継ぐという展開に、一体どうなるんだろうと想像つきませんでした。が、昨年末のワンマンライブでメンバー全員があまりにも楽しげに演奏しているのを見て、一気にアルファベットのKIRINJIの事が大好きになりました。」
高:ありがとうございます。
川:「アルバム『11』も、晴れ晴れしく、かつぶっ飛んだ内容で最高です。6人のライブが見れるなんて今からワクワク、応援してます」
高:うれしいですね。
玄:そんなぶっ飛んでますかね?
高:ま、ぶっ飛んでるってことにしときましょうよ。
川:私もぶっ飛んでるなって思いました、ええ(笑)
玄:じゃあぶっ飛んでるんですね。
川:いろんなテイストのサウンドを聴くことができまして、これから新しいKIRINJIは、このクレジットされている11曲の曲調の、どこに向かっていくんだろうなというワクワク感もあるんですけど、コンセプトみたいなものは決まってらっしゃるんですか?
高:いいえ(笑)何も決まってなくて。ええと、やっぱりその、僕が好きなグループって、ビートルズとかビーチボーイズとかザ・バンドとか、みんなこう歌うんですよね。で、楽器も持ち替えたりして。そういう演奏する楽しみとか歌う楽しみみたいなものが突き詰められたらいいかなと。お客さんに向かって、見ても楽しいし聴いても楽しいってグループになるといいなって思ってるんですよね。
川:でもそれがいきなり去年年末のライブでワクワク感というか楽しさというのが、ファンの皆さんに伝わってるってことですよね。
玄:確かに楽しかったです。ね。
弓:・・・たのしかったでーす!
3人:(笑う)
高:「たのしかったでえす!」って(笑)←弓木ちゃんの口調をマネて
川:こっからまた楽しいツアーも始まるということで、秋から全国ツアーが決まっております。KIRINJIツアー2014。このエリアでは11月6日名古屋クラブクアトロでライブがあります。クアトロですよ!クアトロでKIRINJIの皆さんのステージ。クアトロのステージに6人乗るってそれはそれで楽しいですよね。
高:あの、6人…もう1人メンバーが、元シンバルズの矢野さんが、
川:はいはい!
高:あの…シーケンスとかそういう厄介なこと(笑)とか、あとパーカッションとかドラムもやってくれて、総勢7人がステージに。
川:どんな華やかに楽しい!
弓:あはははは。
川:すっごいですねえ。あの、野外ステージでもお願いしたいくらいのフルメンバーですよね。
高:話が来れば、ぜひ。
川:お話お待ちしておりますので、私が言うのもなんですけどね。
弓:うふふ。
川:さあ今日は6人体制になって新生KIRINJI、アルファベットのKIRINJIとしてスタートされましたKIRINJIの皆さんにお越し頂いたわけですが、最新情報ぜひ皆さんオフィシャルサイトご覧になってください。さあそれではラストにアルバムから1曲お聴かせ頂こうと思うんですけれども、堀込さんも田村さんも弓木さんもぜひまた遊びにきてください。
高:ありがとうございます。ぜひ。
川:あの、6人全員このスタジオに入れると思いますので。
3人:(笑う)
高:ほんとは6人全員来られるといいんですけど、みんなそれなりに忙しくてねー。
川:ああ、そうですねー。その忙しいスケジュールを合わせるのってこれから大変じゃないですか?
高:そうなんですよ。だから、そこが一番心配なんです。スケジュールを合わせる事が。
川:でもミュージシャンの皆さんがスケジュールを合わせていらっしゃるからこそ、ファンの私たちはもうなおのことスケジュールを合わせて、
弓:あははは。
川:いきたいと思いますので。はい、楽しみにしております。それではラストに曲、ご紹介ください。
高;はい。KIRINJIで『進水式』を聴いてください。



KIRINJI - 進水式


11(初回限定盤)(DVD付)

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