2012.7.14-15 オリジナル・ラブ


ORIGINAL LOVE 『Overblow Tour!』
2012.7.14(Sat)@名古屋クラブクアトロ
2012.7.15(Sun)@梅田クラブクアトロ

前回のひとりソウルショウがあまりに良すぎて、1公演しか行かなかったことを後になってから後悔したため、今回は2公演行くことにしました。
メンバーはギター木暮さん、ベース鹿島さん、ドラムしーたかさんは前回と変わらず、キーボードに中山努さんが加わっていました。鍵盤久しぶり!


毎日のジョギングを怠らず、さらにひとりソウルで鍛えまくったおかげか、失礼ながらあらためて歌ウマー(弾き語りパートとか、ひとりで歌うところは特に)と思いました。ハーモニカも雰囲気満点。腰にハーモニカホルダーをつけるほどの気合いの入れよう。『朝日のあたる道』の間奏がハマってた!あと、バンド演奏でこれだけ田島さんのギターソロが全面に出ているのも珍しい気がしました。『灼熱』のアウトロとか。


ツアーに出てギターを2本も買ってしまった話がおもしろかったです。で、田島さんが、自分の楽器購入熱がメンバーにもうつったんだよね、と。てっきり木暮さんのことかと思いきや、なんと鹿島さんのことでした!新しいベース買っちゃったんだって。あらーびっくり。
そんなおニューのうちの1本、ぴかぴかした銀色の戦前のギター(リゾネータギター)を使い陶器のスライドバーで演奏された『哀しいノイズ』は今回のツアーで印象深い曲のひとつ。原曲のピアノ伴奏の部分がギターの演奏にかわり、そのギター1本で歌う部分が特によかった。
そうそう、名古屋で鹿島さんがしゃべったのはトピックだったかも…レア!しかも『R&R』の時には気がついたら木暮さんゾーンまで来て演奏してるし!この日の鹿島さんはなんか格別はっちゃけてたような気がします。


今回の目玉はやはりファーストアルバムに収録されている『Love Song』でしょう。ほんとびっくりした!会場の誰もが「ぎゃーっ!」って悶絶してたよ。倒れないでくれって言われたこっちが倒れそうだったよ…。あまりに久々すぎたので曲の半ばまでタイトルが思い出せなかった(笑)。今の歌唱力やエモーション、積み上げてきたものがあるからこその説得力ある『Love Song』でした。
ほか、個人的に印象的だったのは『ダンス』(珍しい!)と『ハイビスカス』。『ハイビスカス』は演奏された会場自体少なかったみたい。『白熱』の中でもお気に入りの曲だったので、名古屋で演奏してくれてうれしかったなあ。


今回は会場により演奏曲を少しづつ変えていた模様。各会場の演奏曲をまとめてくださった方がいて、それを見るとこちらの方が聴きたかった、という曲も多数。『ふたりのギター』や『銀ジャケットの街男』。あと、盛り上げ曲は『ボラーレ!』の方がよかったかなあ。『Let's Go!』と『The Rover』は似た雰囲気なんでどちらかでよいし。
あと気になったのは(つかここ数年毎回気になっているのですが)、演奏される曲が毎回固定化されていること。ひとりソウルの時はかなり変化球な選曲だったので、今回もびっくりするような曲が聴けると期待してたんだけど、びっくりしたのは『Love Song』だけで、あとは一度は聴いたことあるなあって曲ばかり。オープニングの『女を捜せ』や『灼熱』は前回のバンドツアーと同じで新鮮味がないなーとだいぶ肩すかし食らいました。バンドでやれる曲は限られてるのでしょうか。いやいや、あのメンバーならそんなはずは…。
前回のバンドツアーは『白熱』を聴けない状態でライヴにのぞまざるを得なかったので、今回はきちんと『白熱』の曲をにバンドで聴きたかったなあという思いも。よい曲揃いのアルバムだっただけに、今後日の目を見ない曲が出るのは非常にもったいない…。
やっぱ、ひとりソウルは雰囲気が全く違ったので、いつもと同じ曲も新鮮な気持ちで聴けただけのかもしれないなあ。むむー。


あと、今回は2日連続で観たのですが、演奏曲が両日で割と似通っていたため、可能ならやっぱり大阪ではなく金沢に行っておきたかったなあ〜、と。
地元の贔屓目か名古屋の方が楽しかったな、と思いました。


と、いろいろと申し上げましたが、結局アンコールの『R&R』ではつい盛り上がり踊らされフロアの前の方まで出張してしまうんですよね、つい、いつも(てへへ)。


ツアー終わったばかりなのに、今度はひとりソウルショウのツアーを11月から12月にかけて行うと発表がありました。田島さんタフだなあ!ひとりソウルほんとによいから、みんなも来た方がいいよ。年に2度もツアーがあるなんてうれしい限りだけど、やっぱり地元以外もどこか行きたくて困り中〜今回は金沢土曜日か〜あー困った(笑)。