09.6.27(sat)吾妻光良&THE SWINGING BOPPERS@名古屋CLUB QUATTRO

09.6.27(sat)@名古屋CLUB QUATTRO
「NAGOYA CLUB QUATTRO 20th ANNIVERSARY SPECIAL」吾妻光良&THE SWINGING BOPPERS/SAKEROCK

現在名古屋クアトロは開館20周年記念企画中。なかなかよい面子が揃っております。その中に「吾妻光良&THE SWINGING BOPPERS」の名前が!いや実はこのライヴ自力で見つけたのではなく、担当の美容師さんから教えてもらったのですが。
バッパーズのメンバーは普段はふつうのサラリーマン。しかもみなさんいい年齢、ということで必然的に土曜日しかライヴができないみたい。昔TOKUZOで吾妻さん+バッパーズの精鋭部隊、という形では観たことがあるものの、大所帯・バッパーズが名古屋に来るなど夢のまた夢!と思っていたのです。これを見逃したら次はいつ観られるか、ということで観戦けってーい。


前座(と自分たちで言ってた)はSAKEROCK。ちょっと緊張していたかも。そりゃ相手は憧れの大ベテランだし客層もいつもと違うしねえ(妙齢の男性が多い)。
SAKEROCKを観るのは以前クアトロで向井秀徳と対バンした時以来。2年ぶりぐらいかもしれん。ひさしぶりに観るSAKEROCKのライヴはずいぶんとまったりした雰囲気になっていた。いや、メジャー2枚目のアルバム↓で既に飛び道具・ハマケン的な部分は影を潜めまったりムードに満ちていたのだけど。とりあえず私は大好きな『ちかく』が聴けたのでまんぞくです。

songs of instrumental

songs of instrumental

最後に『生活』を演ったのだけど、ハマケンコーナーは観るたびダメダメになってゆくなあ〜ハマケンらしいですけど。星野くんなんて「いきなり面白いこと言えるわけないでしょ」とばかりに座っちゃってるし(笑)。
あっ!星野くんがバッパーズを知ったきっかけについて「オリジナル・ラヴの企画盤で」と言ってたのが個人的にツボでした。見事に明日につながるじゃん!と思っていたのはきっと私だけ。
Standard of 90’sシリーズ「SESSIONS」(紙ジャケット仕様)


そしてお待ちかねのバッパーズです!音源しか聴いたことがないのでどんな雰囲気かと思ったらブラスがずらりと並んだ見事なビッグバンドでした!まずはバッパーズのみなさんのみで演奏、各人のソロ回しの後、ギターを抱えて吾妻おじさん登場!そして『最後まで楽しもう』って、ニクすぎる!
しかしほんまおじさんいい声すぎる〜。あとMC面白すぎる〜(笑)。まるで落語みたいなしゃべり。"5000円と100円の蝶ネクタイ事件"もアドリブで織り込む『150〜300』は最高でした!
あと常々CDを聴いてて気になっていた、"吾妻さんに茶々を入れてる方"の実物も拝見できてすっきり。想像と全然違う雰囲気の方でしたけど(笑)。「セブンスターですか?」は絶妙だったなあ〜吾妻さんはひどすぎる!って言ってたけどね。
気がつけば2時間近く、アンコールも何回演るんだーという位。おいおいみんな、あんまり年寄りを働かせんなよ〜と思いつつも、存分に満喫させていただきました。2回目のアンコールではSAKEROCKハマケンと星野くんを交え、SAKEROCKの『やおや』をバッパーズヴァージョン・吾妻さん作詞の歌唱つきで。ぜいたく!それから小編成で演った福田さんのうたもいちいち腑に落ちちゃうおもしろさ。音源化はちと難しそうですけどねー(苦笑)。
客席にはメンバーと同年齢とおぼしき方々もちらほら。ふだんパルコやクアトロに来ることはあるのかな?そんな光景を目にしながら、中高年のみなさんはきみまろもいいけど(あ、いや、きみまろさんも大好きですよー)バッパーズもたのしいんじゃないかなあなどと考えてしまった。もちろん、若い男女も誰が観てもきっとたのしいので、フェスなどどこかで目にできる機会があればぜひぜひ。


あーたのしかった。
はてさて、次に観られるのはいつの日か・・・。


ライヴDVD気になるなあ。

STAGE & BACKDOOR/JUMPIN' AT THE CUCKOO VALLEY [DVD]

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