デニムのセミフレアーキュロットパンツ(Mパターン研究所P0527)


これはお気に入りのパターンで作るのは4本目。中肉の綿麻とか冬用にウールの裏つきで作ったことも。

今回はO塚屋で発見した国産デニムで。O塚屋にしてはなかなかいいおねだんで、しかも幅が70cm。少ない。でもかわいい赤耳と味のある風合いに魅かれ、迷った挙げ句決めちゃいました。お店で完成品を買うことを思うとかなり安いし。
これだけ厚手のデニムを縫うのは初めてでした。そこで、ジーンズステッチ用の糸を買って張り切って作り始めるも、縫えども縫えども糸調子がぜんぜん合わず苦戦。半分以上縫ったところでおかしいなあ?と厚手生地の糸調子の合わせ方について調べてみると、ジーンズステッチ用の20番手は糸調子を合わせるのがかなり難しい模様。下糸を30番手に変えるとうまくいく場合があるとのことで、やってみたけどやっぱり合わない。最後には表に見える部分がキレイならいっかーと開き直ってしまいました(苦笑)。
見返しとポケット裏は以前これを作ったときの余り布。作っている時には見返しにするには薄すぎるかなあ、デニムにしとけば良かったかなあとずっと迷っていましたが、これで正解でした。たぶんデニムにしたら最後ベルト通し縫えなかったと思う…。最後のベルト通しを縫うのはほんとうに苦労しました。針1本折れたし。

せっかく赤耳のかわいい生地なので、ベルト通しとポケットに赤耳を使ってみました。後ろポケットはデフォルトはタックを取るデザインだけど、厚地なのでタックはやめ、耳を活かし真ん中ではぎ合わせるデザインに変更。
これだけ落ち着いた色だと、職場にもはいて行けそうでうれしいなぁ。生地が思いのほか余ったので、残りでスカートも作ってみたい。