07.7.28(sat)たゆたうpresents『はじめてかんがえるときのように vol.2』@UrBANGUILD(京都・木屋町)

w/たゆたう,LLama,西森千明 (archipelago)


ファソラティ
目覚めた鳥
山猫
エチカ
ハッシャバイ
("墜落(仮)"…「♪フィラデルフィアからイスタンブール」)
("ラガジゲ(仮)")
新世界より

6時開場/6時半開演というのを直前まで6時半開場/7時開演と思い込んでいたことに気付き、道中とおりがかったmina perhonen京都店も振り切って急いで行ったのに、表にはこんな張り紙が。

仕方がないので別の場所で少し時間をつぶすも、落ち着かない。何故かひどく緊張していた。何故私が…。


6時半過ぎに行くと既に多くの人が列を作っている。少し遅れて、開場。フライヤー持ってくと割引だったので、受付でフライヤーを提示したら回収されてしまった。ショック!嗚呼、あのおもしろいプロフィールが・・・。
アバンギルドには初めて来ました。雑居ビルの3F。元々アンデパンダンで働いてみえた方が作ったライヴハウスということで楽しみでした。天井が高く、思ったよりも広く感じられる。壁にはペインティング。ドリンクもフードメニューも種類が多い。アンデパンダンを彷彿とさせるいい雰囲気です。ベンチが並べられていたが、立ち見も多く満員のお客さん。


GUIROは3番目に登場。京都でライヴを演るのは初めてとのこと。


<掲載写真について>たぶん誰も写真を撮る人がいないと思って撮らせていただきました。ただし写真に集中するとライヴが観られなくなっちゃうんで(笑)あくまでシャッターを押すだけの記録にすぎません。腕は問わないでください。ゲルさん亀ちゃんきれいに撮れなくてごめんなさい。高倉さんがアコギにCDらしきものを挟んでたのが何気に気になりましたが・・・。




最初の方はハウリングのためギターからボーンとかピーとか音が出つつで大変そうでしたが、それもじきにおさまり、『エチカ』の辺りからぐっと勢いが増したような印象でした(個人的に)。
で、写真を観てもらえるとわかるんですが、高倉さんが珍しくエレキギターを演奏してました。使ったのは『墜落(仮)』。高倉さんがエレキを使ったのを私はこれまで1〜2回ぐらいしか観たことがないし、こんなアップテンポの曲で演奏していた覚えはないなあ*1。そして『墜落』のエンディングを長めに演奏し、そのまま続けて『ラガジゲ(仮)』へ。この流れが非常にかっこ良かったです!


MCでは重大発表が!「アルバムの録音が終わりまして、9月23日に出ます」とのこと!わっ、とうとう具体的な日付が出た!日付が出たということは、今度こそほんとのほんとのほんっっとーに出るって信じていいんですね、ね?!>クドいってば
ただし、「タイトル未定です」(笑)
それから便乗?してよしろうくんがこの日5曲入りのソロ作を作ってきたのです。よしろうくん「試聴もできますのでぜひ。」なんと自前でポータブルのCDプレイヤーを準備してきていたのだ。すると高倉さん「ただ、おつりの500円を用意するのを忘れてきたようです。試聴機用意してきた割にボンクラで」ゲルさん「たかが500円でボンクラ呼ばわりしなくても(笑)」しまったと高倉さんフォローか「身内が言うのもなんだけど素晴らしい出来でした」と。

で、よしろうソロ作。GUIROとは別Ver.の『illumination gold』が収録されていたよ。ライヴの弾き語りでのよしろうソロとはまた雰囲気ががらっと違う、インスト中心・打ち込み主体の作品。よしろうくん底知れんなー。感心する。


客席が基本着席だったためか、お客さんのノリは6月の東京ほどではありませんでしたが、それでも曲が終わるたびに大声援。ミディアム〜アップテンポの曲を中心にMCも少なめ、タイトでまとまりのあるライヴでした。普段ハイライト的に演奏される『山猫』や『ハッシャバイ』も比較的早めに演ってしまったのに、さらに見せ場盛りだくさん、という感じ。45分があっと言う間だったなー。ここんとこのライヴに比べると時間的には短かったけど、充実してました。いやー、今のバンドのムードを象徴してますね。


共演者では、この日主催の「たゆたう」が良かったです。事前にHPで試聴もしていて期待でした。ギターとヴァイオリンの女の子2人組。曲の構成の自由さもヴォーカルスタイルもちょっとない感じで興味深かったです。また観てみたい。

*1:去年の7月、ハポンエイドの最後のセッション大会に飛び入りで人のを借りて弾いてはいましたが。