07.8.2-4 東京の3日間 その2

六本木から白金台へ向かう途中、乗換えでしくじる。(都営と営団、未だ紛らわしい)

久しぶりのmina本店。ここ2年ぐらい自分の趣味に合わないふんわり系のデザインが多く足が遠のいていたのだが、今シーズンからシーズンブック(カタログ)が発行されたということで、それを見たくて行くことに。
秋冬ものの写真、布見本(むちゃくちゃぶ厚い!)を見せてもらった後、ニット類やケープを試着させてもらう。秋冬物はやはりおもしろく、今季は服のデザイン自体シンプルなものが多く魅かれる。とは言ってもとてもほいほいとは買えるものではないので、さんざん居たのに当初の予定通りカタログだけ購入。
soda waterが復刻されておりスカートとコートがあったが、私が欲しいのはジャケット(未だ買わなかったことを後悔している)。そういえば今季はジャケット類は少なそう。
お店の奥のほうで英語交じりの会話が聞こえる。男女の声。しばらくして海外からのお客さんたちが店頭に顔を出し、続いて皆川さんや長江さんの姿も。皆川さんがお客さんに「ゆっくりしていってくださいね」と声をかける。私は緊張して顔が見られなかったが、旦那は「どうも〜」と返事をしていた(笑)。我々が本店に行くと皆川さんと遭遇する率が異様に高い。

カタログは写真集風で『紋黄蝶』というタイトル。造本もさすがこだわってます。別刷りで仕様や価格、入荷時期を記したリーフレットが付いていました。はさんである大きなしおりは吉祥寺の「百年」(後述)で手に入れた、装苑70周年記念のmina特製ブックマーク・非売品(なぜか売り物だった)。
来月京都店へ行った頃はコート類も入荷しているだろうか。京都店にしかない切り売りのファブリックも楽しみ。


バスで恵比寿へ向かい、西日に向かって歩き、焼き菓子のカフェ「歩粉」を目指すも、定休日。あちゃー。下調べ不足でした。ここは来月リベンジ。

  • neuf cafe


そこで恵比寿といえば思い出して「neuf cafe」へ行ってみる事に。山手線線路沿いのビルの9Fにあるカフェ。カフェブームの頃からあるお店で、古い部屋を改装し、古家具を置いてリビングのようにしつらえたカフェのさきがけのようなところ。まだ営業していて驚いた。ブームに乗ってカフェはたくさんできたけど、ディモンシュしかりアプレミディしかり、さきがけはやはり強いのだなあと感心しました。
お店自体は決して悪い雰囲気ではないんだけど、客層が代官山〜恵比寿ラインのおしゃれピープルな風情でなんとなく居心地悪く感じたのは、私が歳をくってきたせいでしょうか(笑)?


渋谷に移動し、旦那が古書センター(FlyingBooks)を見ている間に、パルコのデルフォニクスへ。渋谷の人ごみイヤー。キリンジの新曲CDにデルフォニクスのバインダーが付いたセットを購入。店頭にまだたくさんありました。いろいろとご事情はおありでしょうが、早々と品切れてしまったネット通販の方に回してあげればいいのに。


夕飯前に新宿のディスクユニオン地下1F「日本のロック・インディーズ館」をのぞく。いやあすごいとこだねえ。おもろいわー。ディスクユニオンお茶の水駅前店の店員さんとは友達になれそうです(笑)。




東京に来ると必ず寄っている南欧料理の店。もう10年以上通ってますが、いつ来ても大盛況。どの料理もひと工夫あって美味しく、そこそこお値打ち。巨大なパルミジャーノチーズを半分に割って、お客さんの目の前でリゾットを溶かしてからめる料理は、今でこそよく目にしますが、たぶんここはそんなチーズリゾットを出したさきがけのお店なのではないかと思います。お腹いっぱい食べ過ぎました。