07.8.2-4 東京の3日間 その1

限定ひかりと宿泊がセットのお値打ちプラン。その代わり出発が朝6時台。8時台に東京到着。


お茶時にはしばしば来ていたが、朝食時ははじめて。パンが並ぶ光景もはじめて。平日の朝とあって喫茶コーナーはすいていてのんびりできました。
ここはパンやお菓子をイートインすると、630円でドリンクバーが利用できる(以前より値上がりした気が)。しかもこのドリンクバーがとても豪華で、フルーツジュースは生絞りだし、壺のようなお鍋にはなんとたっぷりのボルシチボルシチはおかわりしちゃったし、ジュースはパパイヤ・バナナミルク・グレープフルーツ(美味!)と味わいまくり。朝から明らかに食べすぎです。今度来たらパンはひとつだけ、ジュースはなみなみ注がずちょっとずつ味わうことにしよう。


宿に荷物を置いて六本木へ。地下鉄で六本木へ向かおうとすると微妙にアクセスが悪い。

初・六本木ヒルズ。第一印象は「こないだ行った日テレのショッピング施設と似てる・・・」。草間彌生の水玉カフェがありました。

商業施設には入らず一直線に森美術館を目指す。外の見えないエレベーターで一気に52階まで上がってしまうので、高いところに来た実感があまりわかない。


コルビュジエは椅子や美術館のデザインぐらいしか知らんくって(お恥ずかしながらー)あんなに大きな都市計画まで手がけていたことは初めて知りました。展示された椅子や建築物の模型を見ていると、これって明らかに今のデザインだよなーと感じる。戦前の設計なのに。大きな建物なのに、脚がついているところがいいなあと思ったり。
展示で目を引いたのは、まず森美術館がこの展覧会のために独自に製作した3DのCG映像。代表的な住宅をわかりやすく美しい映像で再現してあり、コルビュジエの理念が的確に伝わってくるもので印象に残りました。(コルビュジエの椅子に座って鑑賞できるというおまけつき)
そして何と言っても住宅の実物大模型!コルビュジエのアトリエと、集合住宅の1戸分の内部(これは興奮モノです。2階建てを忠実に再現)と、コルビュジエの小さな別荘。非常にモダンで住みたくなってしまうところばかりでした。特に別荘の模型はカッシーナが制作したとあって、家具の出来が素晴らしく思わず持ち帰りたくなるほど。


コルビュジエの展示を出ると、西野達のちいさな展示が。横浜トリエンナーレでヴィラ會芳亭を製作していたあの人。今回も非常にばかばかしくて良かったなー。



しかし一体何を観に行ったんだか買った図録はなぜか過去の展覧会のもの(笑)。いや〜内容が面白かったんで…。在庫残り4冊のうちの1冊で、カバーに汚れのあるものしか残っておらず、傷のないものを慎重に選びました。(値引きしてくれてもいいのに>セコい)

昼食はヒルズ内でどうしてか京風とんかつ(笑)。あまりの膨大な展示に若干お疲れで、外に出てまでお昼を食べるところを探す気力がなかったのです。ヒルズということでお高いのでは・・・とビクビクしたが、思ったよりは。おいしかったです。

大江戸線六本木駅へ向かおうと思ったら、いったん地下から地上に出ないといかんとな!あー東京の乗換えだ勘弁して〜と地上に上がったら偶然通りがかったABC。ここかー!青山の本店は何度か行ったことがあるけど、六本木の方ははじめてでした。見事にアート本に絞った展開。お見事。